HMBは「β-Hydroxy β-MethylButyrate」の略称で、和名では「β-ヒドロキシ-β-メチル酪酸」と呼ばれる成分。プロテインよりも筋肉増強の効果が期待できるとされ、熱視線を浴びてきました。
筋トレするなら知らないと損する!HMBサプリの詳細まとめ
筋トレをしてもなかなか効果が上がらない、このように感じているなら、もしかしたら筋肉肥大に必要な栄養素が不足しているのかもしれません。栄養を手軽に摂取できるのが、サプリのいいところです。筋トレをする人が知らないと損する、HMBサプリの詳細をまとめてみました。
HMBは、大豆や牛肉中に多く含まれるロイシンの代謝物で、摂取したロイシンの約5%が体内にてHMBに変換されると言われているんです!
筋肉を肥大させるためには、筋タンパク質の合成作用を高めなければなりません。筋タンパク質の合成作用は、血液中のアミノ酸の濃度により促進されます。しかし、体内で作ることができる非必須アミノ酸では合成作用は促進されません。
ロイシンの重要性が決定的になったのは、2016年の雑誌ScienceでロイシンセンサーであるSestrin2の存在の確認が報告されたことです。これによって、ロイシンが筋タンパク質の合成作用を促進させるkey factorであることが強く示唆されているのです
筋肉中のタンパク質を構成しているアミノ酸の中でも、BCAAの占める割合は約35%と言われています。したがって、パフォーマンス向上などのために筋力トレーニングをする場合、BCAAが大切な栄養素の一つとなります。
その中でも特に、ロイシンは筋肉の合成に強く影響を与えると考えられています。
ロイシンが体内で変化してHMBが作られるのですが、このHMBを1.5gつくる為には30gのロイシンが必要になります。つまり、摂取したロイシンの5%程度しかHMBにならないという事です。
つまり、HMBという成分をピンポイントで手軽に摂れるという事ではとても素晴らしいサプリメントだと思います。
HMBサプリは筋トレ前に摂取するのが一般的です。
HMBは体内への吸収スピードが早い特徴があるため、筋トレ開始の10分~20分前に摂取するといいでしょう。
筋トレ後45分間以内は「ゴールデンタイム」と呼ばれる、栄養の吸収が促進される時間帯です。
このタイミングに、筋肉の合成促進効果があるHMBを飲まないのは機会損失になります。
そのため、最もおすすめの飲むタイミングは、筋トレ前と筋トレ後の両方です。
プロテインがカラダの中で効果的に使われるタイミングは、カラダ自体がプロテインを欲しがっている時と言えるでしょう。
まず、一番効果的なのはやっぱり運動直後です。
他成分が配合されているHMBサプリのすべてが悪いわけではありませんが、相乗効果を狙うのであれば、それぞれ単独でサプリを購入して摂取したほうが効率的です。
コスパで選びたい方のための、HMBサプリです。
骨をサポートするビタミンD3も含まれています。
カルシウムやリンの吸収を促して丈夫な骨を作ったり、筋肉の合成を促進する働きのあるビタミンDが配合されています。ビタミンDには、筋肉の回復を促す効果もあるといわれているので、HMBと併用することで、より効率的に筋肉をつくることができます。
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