牛乳から乳脂肪分と固形たんぱく質を除いて残ったもの、それがホエイ(乳清)です。皆さんが目にしやすいものでいうと、ヨーグルトです。ヨーグルトを食べる時に半透明の液体が出てくるのですが、その液体こそがホエイです。
ホエイは筋肉を作る源であるタンパク質を多く含んでいます。また、筋肉の分解を防ぐアミノ酸であるBCAAやビタミン・ミネラルも豊富に含んでいます。しかし、ホエイは体への吸収が早いため、時間をかけて効果が持続するという効果は望むことができません。ただ、体への吸収が早いということは、筋トレ直後の栄養補給には向いているということになります。
カゼインとは、牛乳にふくまれているたんぱく質の8割を占める成分のこと。粘着性が強く固まりやすい性質を持っているため、同じく牛乳の成分であるホエイとは真逆の性質とも言えます。カゼインはプロテインの他にも、乳製品(チーズ、ヨーグルトなど)に多く含まれており、母乳にも配合されている栄養成分です。体への悪影響などで問題視されることもしばしばありますが、一般的に市販されている食品にごく当たり前のように入っている成分ですので、特別気にする必要はないでしょう。
ただ、カゼインプロテインの使用に関しては牛乳のたんぱく質を多く含んでいるため、乳アレルギーの男性、あるいは乳アレルギーの疑いがある男性は使うことを控えるようにしてください。
出典 カゼインプロテインのおすすめ10選。寝る前に飲むべきコスパ最強アイテムとは | Smartlog
「畑の肉」と称される大豆には、『大豆たんぱく=優れたアミノ酸』が豊富に含まれています。
たんぱく質は筋肉や内臓、爪、髪などを構成する大事な物質で、人体にとって欠かせない三大栄養素の一つです。
たんぱく質の評価は、必須アミノ酸のバランスによりますが、大豆は豆類のなかでも特にたんぱく質が豊富に含まれており、牛乳や卵に匹敵するほどアミノ酸バランスが優れていることから「畑の肉」と呼ばれているんですね。
ちなみに「アミノ酸」とは、たんぱく質が消化の過程で分解され、これ以上バラバラにできないほど分解されたものです。
たんぱく質の必要量について、厚生労働省の「国民健康・栄養調査」によると、成人だと体重1kgあたり1gが、健康的な生活を送る上で最低限必要な量とされる。
つまり、特に運動をしていない一般人であれば、体重1㎏あたり1gでこと足りる。
しかしながら、これはあくまでも特に運動していない一般人の話。
筋肉をつけたい、カッコいいカラダになりたい、競技パフォーマンスを上げたいという人間特有の欲求を達成したい場合は、1gだと少し物足りない。
日ごろから運動し、競技パフォーマンスを向上させたいアスリートや、アスリートでなくとも、筋肉をつけたい、カッコいいカラダを作りたいという人は、たんぱく質を多めに摂るコトをオススメする。
目安として、男女とも、体重1㎏あたり2g程度摂取すると良いだろう。
運動をしない日でも、前日に運動をしていれば、体は回復しようとしています。そのため、十分な量のたんぱく質を摂取するためには飲むほうが好ましいでしょう。
満腹感や美容効果に優れたプロテインを選びたいのであれば、ソイプロテインがおすすめです。
ソイプロテインは消化や吸収に時間がかかるので、満腹感が持続しやすい効果があります。
そのため、食事の置き換えや間食にソイプロテインを摂取すれば、必要以上に摂取カロリーを増やす危険性を防げるでしょう。
また、ソイプロテインに含まれているイソフラボンが女性ホルモンを整え、女性らしい体型作りや艶のある美しい肌や髪に導いてくれる効果があります。
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