FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は12.61ポイント(0.96%)安の1306.85。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は40.05ポイント(1.28%)安の3091.52。終値としては、50日移動平均付近にあった支持線を割り込んだ。
16日に発表される中国の国内総生産(GDP)統計を控えた警戒感も根強い。ロイターの調査によると、アナリストの間では、中国の第1・四半期GDPが7.3%増と、5年ぶりの低い伸びとなることが見込まれている。
より低い成長率になる可能性があるとの観測から、鉱山株が売られ、BHPビリトン<BLT.L>は2%、リオ・ティント<RIO.L>は3.1%それぞれ下落した。
ウクライナ情勢にもっとも脆弱とみられる独クセトラDAX指数<.DAX>は1.8%安。タイヤ・自動車部品メーカーのコンチネンタル<CONG.DE>は2.3%安、自動車ダイムラー<DAIGn.DE>は3.4%安となった。
ビール醸造世界第2位の英SABミラー<SAB.L>は2.3%安。通期ビール販売量が小幅な伸びにとどまったことを嫌気した。
ネスレや仏化粧品ロレアル<OREP.PA>が発表した第1・四半期売上高はともに市場予想を下回った。
<ユーロ圏債券> イタリア国債利回りが過去最低を更新した。インフレ指数連動債販売で、個人投資家のおう盛な需要を集めたことが追い風となった。
欧州中央銀行(ECB)が資産買い入れを実施すれば、ユーロ圏の高利回り国債が恩恵を受けるとの見方も支援材料となった。
インフレ指数連動債は、14─15日の販売開始後2日間で94億6000万ユーロの需要が集まった。アナリストは全4日間の日程でイタリア政府が150億ユーロを調達すると見込んでおり、現時点で調達額見通しの半分以上の需要を集めた。17日は機関投資家も参加できる。
イタリア10年債利回りは7ベーシスポイント(bp)低下の3.104%をつけた。
他のユーロ圏債券も総じて利回りが低下した。
イタリア中銀のデータによると、外国人投資家によるイタリア国債の保有が増加傾向にあることも分かった。
市場関係者によると、ドイツ、フランス、スカンジナビアの機関投資家が第1・四半期にイタリア国債の保有を増やした。日本の投資家も再び戻ってくる見通しで、利回りを一段と押し下げる可能性があるという。
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 6541.61(‐42.15)
前営業日終値 6583.76(+22.06)
クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 9173.71(‐165.46)
前営業日終値 9339.17(+23.88)
CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 4345.35(‐39.21)
前営業日終値 4384.56(+18.70)
<ロンドン株式市場> 反落し、終値としては3週間ぶりの安値をつけた。需要減速懸念から鉱山株の売りが優勢となったほか、ウクライナ情勢や企業決算をめぐる懸念が市場心理を圧迫した。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は42.15ポイント(0.64%)安の6541.61。終値としては3月24日以来の安値となった。
中国が発表した3月のマネーサプライM2の伸び率が過去10年余りで最低の伸びにとどまったことを受け、鉱山株<.FTNMX1770>が売られ、FT100種総合の下落分の約25%を占めた。
リオ・ティント<RIO.L>は3.1%安。悪天候の影響でオーストラリアとカナダでの鉄鉱石出荷量が減少したことを嫌気した。
ビール醸造世界第2位のSABミラー<SAB.L>も2.3%下落した。通年売上高がさえず、利益確定売りが出た。
<欧州株式市場> 反落。ウクライナ情勢緊迫化をめぐる懸念に加え、スイス食品大手ネスレ<NESN.VX>など大手企業の一部が発表した決算が思わしくないことで、売りが膨らんだ。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は12.61ポイント(0.96%)安の1306.85。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は40.05ポイント(1.28%)安の3091.52。終値としては、50日移動平均付近にあった支持線を割り込んだ。
16日に発表される中国の国内総生産(GDP)統計を控えた警戒感も根強い。ロイターの調査によると、アナリストの間では、中国の第1・四半期GDPが7.3%増と、5年ぶりの低い伸びとなることが見込まれている。
より低い成長率になる可能性があるとの観測から、鉱山株が売られ、BHPビリトン<BLT.L>は2%、リオ・ティント<RIO.L>は3.1%それぞれ下落した。
ウクライナ情勢にもっとも脆弱とみられる独クセトラDAX指数<.DAX>は1.8%安。タイヤ・自動車部品メーカーのコンチネンタル<CONG.DE>は2.3%安、自動車ダイムラー<DAIGn.DE>は3.4%安となった。
ビール醸造世界第2位の英SABミラー<SAB.L>は2.3%安。通期ビール販売量が小幅な伸びにとどまったことを嫌気した。
ネスレや仏化粧品ロレアル<OREP.PA>が発表した第1・四半期売上高はともに市場予想を下回った。
15日の欧州株式市場は反落。ウクライナ情勢緊迫化をめぐる懸念に加え、スイス食品大手ネスレ<NESN.VX>など大手企業の一部が発表した決算が思わしくないことで、売りが膨らんだ。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は12.61ポイント(0.96%)安の1306.85。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は40.05ポイント(1.28%)安の3091.52。終値としては、50日移動平均付近にあった支持線を割り込んだ。
16日に発表される中国の国内総生産(GDP)統計を控えた警戒感も根強い。ロイターの調査によると、アナリストの間では、中国の第1・四半期GDPが7.3%増と、5年ぶりの低い伸びとなることが見込まれている。
より低い成長率になる可能性があるとの観測から、鉱山株が売られ、BHPビリトン<BLT.L>は2%、リオ・ティント<RIO.L>は3.1%それぞれ下落した。
ウクライナ情勢にもっとも脆弱とみられる独クセトラDAX指数<.DAX>は1.8%安。タイヤ・自動車部品メーカーのコンチネンタル<CONG.DE>は2.3%安、自動車ダイムラー<DAIGn.DE>は3.4%安となった。
ビール醸造世界第2位の英SABミラー<SAB.L>は2.3%安。通期ビール販売量が小幅な伸びにとどまったことを嫌気した。
ネスレや仏化粧品ロレアル<OREP.PA>が発表した第1・四半期売上高はともに市場予想を下回った。
15日のロンドン株式市場は反落し、終値としては3週間ぶりの安値をつけた。需要減速懸念から鉱山株の売りが優勢となったほか、ウクライナ情勢や企業決算をめぐる懸念が市場心理を圧迫した。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は42.15ポイント(0.64%)安の6541.61。終値としては3月24日以来の安値となった。
中国が発表した3月のマネーサプライM2の伸び率が過去10年余りで最低の伸びにとどまったことを受け、鉱山株<.FTNMX1770>が売られ、FT100種総合の下落分の約25%を占めた。
リオ・ティント<RIO.L>は3.1%安。悪天候の影響でオーストラリアとカナダでの鉄鉱石出荷量が減少したことを嫌気した。
ビール醸造世界第2位のSABミラー<SAB.L>も2.3%下落した。通年売上高がさえず、利益確定売りが出た。
米財務省が15日発表した2月の海外投資家による対米証券投資統計によると、海外投資家や中銀による米財務省証券投資が924億ドルの買い越しと、2011年9月以来約2年半ぶりの高水準となった。
世界経済やクリミア情勢をめぐる懸念を背景に、安全資産とされる米資産の需要が高まったことが浮き彫りとなった。
1月(改定)は5億8400万ドルの売り越しとなっていた。
2月の対米証券投資は合計で1677億ドルの買い越し。買い越し額は1月の870億ドルから拡大し、昨年10月以来の高水準となった。
2月の米財務省証券投資の内訳は、海外中銀が166億ドルの買い越し。前月の167億ドルの売り越しから反転し、9カ月ぶりの大幅な買い越しとなった。
民間は761億ドルの買い越しと、1月の172億ドルから拡大し、2011年8月以来の高水準に達した。
TDセキュリティーズの金利ストラテジスト、ジェナディ・ゴールドバーグ氏はリサーチノートの中で「クリミア情勢が緊迫化し始めたことを受けリスク回避の動きが出たことが、大規模な買い越しにつながった」との見方を示した。
最大の米国債保有国である中国の保有高は1兆2730億ドルと、前月の1兆2760億ドルから減少した。
一方、日本は1兆2110億ドルと、前月の1兆2010億ドルから増加した。
ロシアは1262億ドルと、4カ月連続で減少した。
株式スワップなどを除く長期有価証券は857億ドルの買い越しととなった。
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