米財務省が15日発表した2月の海外投資家による対米証券投資統計によると、海外投資家や中銀による米財務省証券投資が924億ドルの買い越しと、2011年9月以来約2年半ぶりの高水準となった。

世界経済やクリミア情勢をめぐる懸念を背景に、安全資産とされる米資産の需要が高まったことが浮き彫りとなった。

1月(改定)は5億8400万ドルの売り越しとなっていた。

2月の対米証券投資は合計で1677億ドルの買い越し。買い越し額は1月の870億ドルから拡大し、昨年10月以来の高水準となった。