このときに、意識するのは、鼻から空気を吸うことだけです。そうすると自然と上に持ち上げていた横隔膜が下がり、肺に新鮮な空気が満たされることになります。意識しなければいけないのは、息を吐くときなのです。

もう少し具体的にいきましょう。まずは、横隔膜を意識しておなかをへこませながら、息をゆっくり20秒~30秒かけて吐き出します。最初は、口から細い糸のように吐くことを意識しながら行うと取り組みやすいと思います。