普段の呼吸を常に意識することは不可能ですので、一日数回行う深呼吸について考えてみましょう。呼吸法といっても、まったく難しいことではありません。息をゆっくり長く口から吐き出し、肺の空気をできるだけ排出します。

息を吐くときは、おなかをへこませて、つまり横隔膜を押し上げて、肺の空気をできるだけ押し出します。そのあとは、肺に空気がなくなると、特に意識することなく空気を吸い込むだけです。