愛知がんセンター研究所疫学・予防部の田島和雄部長らの研究より
1988年から、病院を訪れたすべての患者さんを対象に行なった調査では、コーヒーを1日に3杯以上飲むグループは直腸がんの発生率が半減するという結果が得られました。また上部消化器のがんに関してコーヒーの予防効果が高いこともわかっています。がんにかかる確率を1とすると、男性では食道がんのリスクが0.65に、女性では胃がんのリスクが0.72に下がります。