アマダ<6113、株価 - チャート>が15日、14年3月期連結決算と15年3月期業績予想を発表した。

15年3月期業績は、売上高2750億円(前期比7.2%増)、営業利益280億円(同72.6%増)を見込み、同利益の市場コンセンサス234億円程度を上回った。配当は26円(前期は20円)を予定。消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動などの懸念材料はあるものの、全体としては緩やかな成長を続けていくとしている。14年3月期決算は、売上高が2564億8200万円(前期比35.0%増)、営業利益は162億2500万円(同3.5倍)だった。

一方、自社株買いの概要は、取得株数上限で1400万株(発行済み株式総数の3.5%)、取得金額上限で100億円。取得期間は5月16日-15年3月26日。自己株式の消却については、1000万株(消却前の発行済み株式総数の2.5%)を6月30日に消却する予定。

15日の終値は、前日比59円高の833円。