神栄<3004、株価 - チャート>が15日、15年3月期の連結決算を発表した。

15年3月期で、期末一括配当3円の復配を計画。配当の実施は、12年3月期の3円配当以来、3期ぶりとなる。14年3月期に黒字転換し、15年3月期も黒字体制の構築が進むことを勘案したとみられる。

15年3月期業績は、売上高430億円(前期比1.7%減)、営業利益6億5000万円(同30.3%増)、純利益3億5000万円(同7.9%減)を予想。固定費削減の継続や事業構造改革の推進を行い、事業基盤を確立することで収益力を高め、財務基盤の強化を進める。

14年3月期決算は、売上高437億6400万円(前期比6.4%減)、営業損益4億9800万円の黒字(前期は2億6300万円の赤字)、最終損益3億7900万円の黒字(同7億6000万円の赤字)だった。

15日の株価は、前日比4円高の191円ザラバ引け。