<中国・香港株式市場> 中国市場は続落で取引を終了した。月初来の大幅な下げとなった。これまで値動きが堅調だった不動産株や鉱山株が売られた。
香港市場ではハンセン指数が続伸し、約1カ月ぶり高値となった。中国インターネットサービス大手の騰訊控股(テンセント・ホールディングス)<2988.HK>が押し上げた。
<東南アジア株式市場> バンコクで発生した暴力行為や選挙期日を決める会合の中断を受けてタイ株が下落した。一方、当初は上昇していたホーチミン市場のVN指数も値を消して前日比マイナス圏に転落。ベトナムで反中国暴動が広がる中、遅い時間帯に売りが出て、1.03%安の524.05で引けた。
<ソウル株式市場> はほぼ横ばいで取引を終了した。一時5カ月強ぶり高値を付ける場面もあった。前日まで5営業日連続で相場が上昇していたため、利益確定の売りが出た。