ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432、株価 - チャート>が5営業日連続安となり、一時348円安の1287円を付け、4月11日の年初来安値1600円を一気に更新した。前週末9日引き後に14年3月期連結決算(IFRS基準)と15年3月期第1四半期(4-6月)業績予想を発表、同四半期は大幅な減収減益見通しを示し、嫌気された。

今期第1四半期業績は、売上収益が366億円(前年同期比29.8%減)、営業利益は65億円(同61.7%減)を見込む。国内「Mobage」において、ブラウザ市場向け既存タイトルの利用低迷をアプリ市場向けのタイトルで補う状況には至らないと見通し。

14年3月期決算は、売上収益が1813億1300万円(前期比10.4%減)、営業利益は531億9800万円(同30.8%減)だった。利益面では、2月5日に発表した予想数字にほぼ沿う内容となった。

12日の終値は、前週末比333円安の1302円。