旭化成<3407、株価 - チャート>が堅調、一時前週末比21円高の694円まで買われた。バークレイズ証券は10日付で同社の目標株価を990円から1050円に引き上げた。レーティングは「オーバーウエート」継続。
同証券は、健全な財務体質に加え膜関連など高度な要素技術の豊富な経営資源を有する旭化成の業績は、国内石化事業の再構築・強化進展に伴い今後数年間は拡大基調にある公算が大きいと指摘。前期末BPS(1株あたり純資産)653円に基づくPBR(株価純資産倍率)で1倍程度の水準にある現在の株価水準は、下値が限定的かつ割安感大との判断を再確認するとした。
12日の終値は、前週末比9円高の682円。