12日の日経平均株価は、前週末比50円07銭安の1万4149円52銭と小幅反落した。後場に再びプラス転換する場面がみられたものの、買いが続かず取引を終了した。為替相場は、ドル・円が1ドル=101円台後半と動意に乏しい展開で、材料視されなかった。東証1部の出来高は18億2889万株。売買代金は1兆6076億円と2日の1兆5677億円以来となる低水準にとどまった。騰落銘柄数は値上がり382銘柄、値下がり1327銘柄、変わらず101銘柄。

市場からは相場の先行きについて「何がインパクトを与えるか迷っている状況で、当面は需給動向に左右されそう。日経平均株価の日足ボリンジャーバンドのマイナス2シグマ(12日時点で1万3908円)程度まで調整が入ることも想定される」(中堅証券)との声が聞かれた。