<5105> 東洋ゴム 867 +88 買い優勢。先週末に第1四半期決算を発表、上半期業績予想を大幅に上方修正してお り、プラス材料視される格好に。実績営業利益は111億円で前年同期比87%増益、上 半期予想は180億円から230億円にまで上方修正している。タイヤ販売の構成良化、原 材料価格の下落などが収益上振れの要因に。ブリヂストン<5108>や横浜ゴム<5101>と の比較で増益率が高く、業績上方修正を発表していることが相対的な買い材料につな がっている。 <7915> 日本写真印刷 1393 +106 大幅高。前週末に決算を発表、今期の大幅増益見通しが好感される展開になってい る。前期営業利益は19億円で従来予想の10億円を上振れる着地、前期比では87億円の 収益改善となった。今期は50億円で同2.6倍の予想、市場コンセンサス70億円レベル を下回る水準であるが、保守的な印象といった見方も強く、大幅回復計画を受けてひ とまずは安心感が強まる状況となっているようだ。また、前期は3期ぶりの復配とな っている。 <5196> 鬼怒川ゴム 463 +25 上げ幅広げる。先週末に決算を発表、今期の好業績見通しを受けて、株価水準の割安 感などが台頭する状況にもなっている。前期の営業14%増益に続いて、今期も18%の 増益見通し、EPSは74.4円の予想。前日終値を基準とするとPERは5倍台の水準 となる。水準訂正への期待感が優勢となる格好にも。 <6588> 東芝テック 663 +45 上げ目立つ。クレディ・スイス(CS)では投資判断「アウトパフォーム」継続で、 目標株価を710円から770円に引き上げている。堅調なファンダメンタルズに加え、今 期の税率前提は保守的でさらなる増配も期待できるとの評価。今期純利益は会社計画 120億円、市場コンセンサス140億円強に対して、163億円を予想している。