富士通<6702、株価 - チャート>が7日、サイバー攻撃検知後の対処時間を大幅削減するソフトウエアの販売を開始すると発表した。

同社が社内で培った手順を基にした運用シナリオにより、マルウエア(悪意のこもったソフトウエア)の侵入検知後、ネットワーク切断や感染機器の特定、対象者への対応依頼など、一連の対処を自動化することで、初動対応までの時間を大幅に削減する。情報漏えいや感染拡大のリスクは、マルウエアの活動時間に伴い増加するため、迅速かつ適切な初動対応を行うことで、リスクを低減することができるとしている。

7日の終値は、前週末比10円安の649円。