三井物産<8031、株価 - チャート>が7日、15年3月期連結業績予想(IFRS)を発表した。
15年3月期業績は、従来の米国会計基準からIFRSに変更し、売上総利益8500億円、純利益3800億円を予想。金属資源セグメントの純利益は1180億円を見込む。資源価格の下落を織り込む一方、前期に計上したValeparの税務関連損失やカセロネス銅鉱山開発投資にかかる評価損の反動などを見込んでいる。前提条件は、為替相場が1米ドル=100円、1豪ドル=95円、1レアル=45円。原油価格1バレル(原油の月間の加重平均入着価格)=102ドルとしている。
14年3月期連結決算(米国会計基準)は、売上高11兆1656億6000万円(前期比11.1%増)、営業利益2752億1600万円(同8.1%増)、純利益4221億6100万円(同37.1%増)だった。
7日の終値は、前週末比変わらずの1463円。