(転)
だぶるらーめんならザクザク食感の麺を通常の2倍楽しめちゃって720円。具はチャーシューとキクラゲ、あと青ネギ。

(結)
今日のお昼に食べたけどまた行きたい!

短い文章にまとめる場合は、理路整然と論理的に書くのではなく感情的に書いた方が良い。その方が短くまとまる。



【ラーメンのパターン】

大枠の構造は起承転結だが、転の部分で味について書く文章にもパターンがある。書くべき事は大体決まっているのだ。

例えばラーメンの場合は、スープ、麺、具、トッピング、カウンター調味料について書けば、大体全ての要素を網羅できる。

下の写真は、らあめん花月嵐の『嵐げんこつらあめん』620円である。

これを題材にして、ラーメンのパターンを説明してみよう。

嵐げんこつらあめんに半熟味玉をトッピングして720円。
嵐げんこつらあめんに半熟味玉をトッピングして720円。

【ラーメンのパターン】

まずスープだが、『あっさりかこってりか』を書けばいい。あとは旨味が濃いか薄いか、透明度、温度、何か浮いてないか、脂の量辺りを観察して書く。

嵐げんこつらあめんの場合だと、『背脂が浮いたこってり味。豚骨と野菜のスープは旨味が深く、見た目のわりにまろやかである。』って感じだろうか。

最近のラーメンスープは大体旨味が強いので、旨味に関しては強いとか濃いとか深いとか書いておけばいい。味が薄いと感じた場合は『ぼんやりした味』とすればいい。不味いと書くよりはマシだ。

脂については白い粒なら背脂、透明な場合はごま油だったりするので匂いで判断する。熊本ラーメンなどに入っている黒い油の場合は『マー油が香りとコクを深めている』とでも書いておけばいいだろう。

麺とスープの相性は悪い場合がほとんど無いので『麺とスープの相性も良い』とか書けば大体外さない。相性ほど抽象的なものはない。

温度については、熱すぎたりぬるすぎたりしたら書けばいいが、普通に食べやすい場合は書く必要はないだろう。

ラーメンの写真は、全体、アップ、麺を引き上げたとこの3枚を素早く撮って伸びないうちに食べるのが鉄則。
ラーメンの写真は、全体、アップ、麺を引き上げたとこの3枚を素早く撮って伸びないうちに食べるのが鉄則。

麺は太さと縮れ方、噛んだ時の感触について書けばいいだろう。極細麺、細麺、中細麺、中太麺、太麺、極太麺の6種類。中細麺、中太麺については正直違いが判らない事もあるが、なんとなくで分ければいい。

縮れ方は、ストレート、縮れ、超縮れの3種類くらいで良いと思う。『ストレート細麺』とか、『縮れ中細麺』とか書けばいい。嵐げんこつらあめんの場合は多分『縮れ中細麺』である。

食感については、ザクザク、モチモチ、パツパツ、ツルツル、シコシコなど擬音を上手く使えば綺麗にまとまる。http://netallica.yahoo.co.jp/news/20140313-00000001-portalz