業種別では、三井不<8801、株価 - チャート>、三菱地所<8802、株価 - チャート>などの不動産株に売りが継続し、値下がり率トップのまま。ユーロ・米ドル建てCB発行の商船三井<9104、株価 - チャート>や、飯野海<9119、株価 - チャート>などの海運株も引き続き軟調となり、大王紙<3880、株価 - チャート>、日本紙<3863、株価 - チャート>などのパルプ紙株もさえない。アイフル<8515、株価 - チャート>、クレセゾン<8253、株価 - チャート>などのその他金融株や、三菱UFJ<8306、株価 - チャート>、三井住友<8316、株価 - チャート>などの銀行株、野村<8604、株価 - チャート>、大和証G<8601、株価 - チャート>などの証券株も値を下げた。約600万台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出たトヨタ<7203、株価 - チャート>や、日産自<7201、株価 - チャート>などの自動車株も安い。
個別では、きのう取引時間中に14年2月期連結決算と15年2月期業績予想(最終赤字継続)を発表し、3日続落していたダイエー<8263、株価 - チャート>が軟調に推移し、値下がり率トップ。15年2月期は連結営業利益6.2%増見通しもコンセンサスを下回るファミリーマート<8028、株価 - チャート>や、ユーシン精機<6482、株価 - チャート>、EPS<4282、株価 - チャート>、佐世保重<7007、株価 - チャート>などの下げも目立った。
半面、個別では、14年2月期の連結決算で営業利益45.0%増のマニー<7730、株価 - チャート>が急騰し、値上がり率トップ。3月の連結売上高が前年同月比2.7倍のサニックス<4651、株価 - チャート>や、14年8月期の連結経常・純利益予想を上方修正したコジマ<7513、株価 - チャート>、SMBC日興証券が投資判断「1」に格上げし、目標株価も引き上げた東洋電機<6505、株価 - チャート>も高い。STAP細胞の研究論文問題で小保方晴子・理化学研究所研究ユニットリーダーが記者会見し、作成に成功していると発言し、関連銘柄の新日科学<2395、株価 - チャート>も堅調。なお、東証業種別株価指数は33業種すべてが下落した。