9日の東京外国為替市場でドル・円は堅調に推移する。朝方は前日のニューヨーク外為市場終盤から続く切り返しの動きが継続。日経平均株価は売り優勢で始まったもののドル・円にはほとんど影響せず、午前10時の仲値公示前に102円台を回復した。

午後も今晩公表予定の3月FOMC(米連邦公開市場委員会)議事録に対する期待感などから、下値は限定的。なお、韓国ウォンは対ドルで一時1ドル=1040.02ウォンまで上昇。08年8月以来の高値を付けた。

午後3時時点は1ドル=102円03銭、1ユーロ=140円70銭、1ユーロ=1.3790ドル。