7日のロンドン株式市場は反落。指数は1%強値下がりし、1カ月ぶりの大幅な下げとなった。住宅建設株などに売りが出た。

FT100種総合株価指数<.FTSE>は72.71ポイント(1.09%)安の6622.84。前週末は約3週間ぶりの高値をつけていた。

サンデー・タイムズに続き、住宅所有者団体はこの日、不動産価格の上昇がバブルの生成を招くとともに、住宅購入を困難にする恐れがあると警告した。これを受けて、住宅建設株や不動産関連株が下落。FTSE350建設・資材株指数<.FTNMX2350>は1%安となった。同指数は昨年23%上昇し、今年に入ってからも約12%値上がりしている。

住宅建設のバラット・デベロップメンツは<BDEV.L>は5%急落し、FTSE100構成銘柄の中で最も下げた。同業のパーシモン<PSN.L>も4%下落した。