日経平均は大幅反発。国内が3連休中の欧米や中国株式市場の上昇など、外部環境の 落ち着きが支援材料となり、主力株を中心に買い戻し優勢の展開に。とりわけ、任天 堂<7974>やシャープ<6753>など、直近で下落の大きかった銘柄に買い戻しが膨らん だ。 大引けの日経平均は前日比251.07円高の14475.30円となった。東証1部の売買高は29 億1579万株、売買代金は2兆6814億円だった。業種別では、その他製品や精密機械、 繊維製品、倉庫・運輸、ガラス・土石、陸運、証券、電気機器、小売などが上昇。一 方、石油・石炭や鉄鋼、ゴム製品、保険などが軟調だった。 個別では、任天堂のほか、ソニー<6758>やパナソニック<6752>など、ハイテク関連が 強い動き。また、トヨタ自<7203>やデンソー<6902>など、自動車関連の上昇も目立 つ。その他、花王<4452>やローソン<2651>、ミツコシイセタン<3099>など、小売関連 の一角が大幅高となった。一方、ホンダ<7267>やマツダ<7261>などが軟調。また、今 期の業績計画を下方修正した船井電機<6839>が大幅下落となった。