東芝<6502、株価 - チャート>は18日、日立製作所<6501、株価 - チャート>、伊藤忠商事<8001、株価 - チャート>と共同で、ベトナム高速道路公社から、ホーチミンとゾーザイ間の高速道路向けにETC(電子料金収受システム)、交通管制システム、設備監視システムなどのITS(高度道路交通システム)一式を受注したと発表。受注金額は約40億円で、17年前半に運用が開始される見込み。

同国では急速な経済発展を背景に、北部の首都ハノイ、中部のダナン、南部のホーチミンを高速かつ確実に接続することを目的とした南北高速道路(全長1811キロメートル)など、22路線、約6000キロメートルの高速道路の整備計画がある。今回の受注は、ベトナムで計画されている南北高速道路の一部で、ホーチミン市とゾーザイ市を結ぶ約55キロメートルの区間。ITS機器納入を東芝、設備設置工事を日立、商務事項を伊藤忠がそれぞれ担当する。

18日の終値は、前日比3円高の437円。