日阪製作所<6247、株価 - チャート>が反落。野村証券では13日付で、投資判断「Buy」(買い)、目標株価1160円を継続している。

17年3月期を最終年とする中期経営計画の説明会が開催されている。同証券では、15年3月期の会社予想や足元の受注高についての開示がなかったことから、業績予想を変更しないとコメント。国内で民間設備投資の回復により、15年3月期に受注環境が好転すると予想。また、特に熱交換器では船舶と海外プラント向けの受注が改善するとみているという。熱交換器の受注環境に対する同証券の見方と、会社側の市場認識は近い印象を受けたとしている。

また、同証券では14年3月期に新開発したとみられる世界最大級のプレート式熱交換器に注目、18年ぶりの超大型機種の投入であり、事業拡大に期待したいとしている。

14日の終値は、前日比24円安の896円。