<外為市場>
ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>
午後5時現在 101.76/78 1.3863/67 141.08/12
NY午後5時 101.81/84 1.3867/69 141.28/32
午後5時のドル/円は、前日のニューヨーク市場午後5時時点に比べてややドル安/円高の101円後半。正午すぎに日経平均先物が下げ基調を強めるとつれ安となった。ただ、朝方から実需のドル買いが断続的に流入したほか、公的機関投資家とみられるドル買いも入ったとされ、ドル/円は底堅かった。
<株式市場>
日経平均 14327.66円(488.32円安)
14280.75円─14539.60円
東証出来高 32億2565万株
東証売買代金 3兆2403億円
東京株式市場で日経平均は大幅続落。12日の393円安を上回り、今年3番目の下げ幅となった。ケリー米国務長官の発言などを巡ってウクライナ情勢に対する警戒感が高まり、海外投資家を中心にリスク回避の動きが広がった。16日のクリミアでの住民投票を前に買い手控えが広がったほか、個人の追い証発生を懸念した売りなどが重しとなった。
東証1部騰落数は、値上がり33銘柄に対し、値下がりが1749銘柄、変わらずが10銘柄だった。
<短期金融市場> 17時11分現在
無担保コール翌日物金利 0.072%(速報ベース)
3カ月物国庫短期証券流通利回り 0.035%(変わらず)
0.035─0.037%
ユーロ円3カ月金利先物(2014年12月限) 99.810(変わらず)
安値─高値 99.805─99.810
無担保コール翌日物金利の加重平均レートは、速報ベースで0.072%になった。地銀、信託、証券などを主な取り手に取引レンジは0.065─0.072%付近。大手行は0.065%で調達した。準備預金の積み最終日を迎えたが、すでに積みを終了している金融機関が多く、調達需要は限定的だった。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCT+1レートは国庫短期証券の発行要因で上昇。国庫短期証券の買い入れオペは、応札倍率が2.27倍と前回2.05倍を上回った。前日の3カ月物入札で荷もたれ感が出ていたことに加え、きょうのセカンダリー市場でやや安い水準での出合いをつけていることで、弱めのオペ結果となった。ユーロ円3カ月金利先物は閑散小動き。
<円債市場>
10年国債先物中心限月・6月限(東証) 144.75(+0.18)
安値─高値 144.53─144.75
10年最長期国債利回り(日本相互証券引け値) 0.620%(─0.020)
安値─高値 0.640─0.620%
国債先物は反発。中国の景気先行き懸念やウクライナ情勢の緊迫化などを背景にしたリスクオフの強まりを受けて、安全資産とされる日本国債が買われた。後場は日経平均株価が下落幅を拡大すると、上値を追う展開となった。現物債も総じてしっかり。先物に連動する格好で長いゾーンを中心に利回りに低下圧力がかかった。順調に入札を終えたことで、5年債がしっかり。短期ゾーンの利回りも小幅低下した。
国債先物中心限月6月限の大引けは、前営業日比18銭高の144円75銭。10年最長期国債利回り(長期金利)は同2bp低下の0.620%。
<スワップ市場>
スワップ金利(17時02分現在の気配)
2年物 0.24%─0.14%
3年物 0.26%─0.16%
4年物 0.30%─0.20%
5年物 0.37%─0.27%
7年物 0.55%─0.45%
10年物 0.85%─0.75%