「方法論を確実に実行して目的を達成するためには、チーム内における権利と義務を明確にすることだろう。 どこの組織にもリーダーというものが存在する。例えばサッカーだったら監督というものが存在する。監督は選手に対して、「あなたには、こういう義務と権利があります」ということを明確にする必要がある。 そのなかで、選手側に何か疑問があれば、あるいは理解できないことがあれば、監督かリーダーに聞いて理解すればいい。質問することも権利の一つだ。自分が果たすべき義務は何で、そのためにどのような権利を要求できるのか。また、権利はどの範囲まで及ぶのか。これらを確認できれば、目的と方法論がより具体的なものとなる。チーム内で意識にズレが生じることもない。すべてが固まれば、後は実行するだけだ」