本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米・長期金利の動向』と『米国の量的緩和縮小への思惑』、そして『明日にイエレン次期FRB議長の指名承認公聴会を控える』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・28時00分:米)財政収支
への注目度が高い。
米国以外では、
・05時00分:NZ)RBNZ金融安定報告書公表
・09時00分:NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言
・18時30分:英)失業率&失業保険申請件数
・19時00分:欧)鉱工業生産
・19時30分:英)BOE四半期インフレレポート
・19時30分:英)カーニーBOE総裁の発言
・21時10分:独)バイトマン独連銀総裁の発言
・翌6時45分:NZ)第3四半期小売売上高
への注目度が高い。
これら以外では、
・今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(12日・3年債、13日・10年債、14日・30年債)
・米国の主要企業の決算発表→メーシーズ、シスコシステムズ、その他
・明日に『イエレン次期FRB議長の指名承認公聴会』を控える
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・次期FRB議長問題(14日にイエレン次期FRB議長の指名承認公聴会)
・米国の量的緩和縮小への思惑(米国の金融政策への思惑)
・欧州の金融政策への思惑
・金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
・金融当局者や要人による発言
などの要因も重要。
★★★
本日は米国の10年債の入札が行われ、明日にはイエレン次期FRB議長の指名承認公聴会を控える。
米国の経済指標は、財政収支ぐらいしかない。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
米国の中長期国債の入札は米国の長期金利(≒米国債利回り)に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、米・雇用統計の良い結果でドル買いが加速。ドル円は大きく上昇して、ユーロドルは大きく下落した。
週明けの為替相場は、ドル円はジリジリと上昇して高値圏で揉み合い、ユーロドルは買い戻しは優勢となって上昇している。
本日の為替相場は、明日にイエレン次期FRB議長の指名承認公聴会を控える点に最大限注視しながら、米国の長期金利の動向、主要な株式市場の動向、米国の量的緩和縮小への思惑などにも注意したい。
また、米国の10年債の入札も重要となる。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・05時00分:NZ)RBNZ金融安定報告書公表
・09時00分:NZ)ウィーラーRBNZ総裁の発言
→今後の金融政策への思惑が噴出しやすい。反応は大きめ。