美容や健康に対して感度の高いモデルさんやその他有名人を中心にブームとなった「酵母」。炭水化物に代表される糖質を分解してくれるダイエットの味方として有名ですが、実はお肌にも良いということをご存知でしょうか?
そもそも酵母とは何者なのか、まずはそこからお話しましょう。有名どころで言うとパン酵母やビール酵母なんて言葉を聞いたことがある方も多いと思いますが、酵母の正体は「微生物」。お酒やお味噌を作るときにも活躍してくれます。
ではビールやお味噌を顔にぬると良いのか?…というとちょっと違うのでご注意を。酵母の“発酵”というパワーを使ってビールやお味噌ができるだけなので、ビールやお味噌から酵母のもつ栄養をそのまま取り入れられるわけではないのです。
そんな酵母が食品だけでなく化粧品にも使われるようになったきっかけは“手”だと言われています。お酒やパンを作る人は手を酷使するにも関わらず比較的手が美しい人が多いことから、その謎を解明しようとする人が現れました。その結果、パンやお酒を作るときに使う酵母が、どうやらお肌に良いらしいと分かったのです。杜氏やパン職人の手の美しさの源こそが“酵母”だったのです。
ちなみに酵母と一言で言ってもその種類は実に様々!現在化粧品に使われている酵母だけでも200種類を超えると言われています。“必要な栄養を取り込んで不要なものを出す”“必要な栄養を作り出して蓄える”という酵母の働きを応用した化粧品が多く発売されているのです。
酵母にはアミノ酸、有機酸、ビタミンといったお肌に有効な成分たっぷり含まれているため、若々しいお肌を保つのにはピッタリです。酵母のパワーをうまく利用して、シミ、シワ、たるみ、毛穴の開きなど、気になる肌トラブルにアプローチしてみてください。http://netallica.yahoo.co.jp/news/20131110-00010000-skincare