ここ数年、雑誌のオーガニックコスメ紹介ページが増えましたね。モデルや芸能人に愛用者が多いこともあり、使っている方もたくさんいると思います。でも、使ってみたことのある方の中には、「良さがわからない」「肌が荒れちゃった」という方も……。よく彼女たちの話を聞いてみると、ちょっと使い方を間違えていることが判明しました。

そこで今回は、オーガニックコスメで失敗してしまうNG使用法を確認してみましょう。



■1:クレンジングはオーガニックなのにファンデはケミカル

オーガニックコスメブランドのメイク品は、「崩れやすい、カバー力がない」といったイメージがあるよう。そのため、スキンケアはオーガニックなのにメイクはケミカルの方が結構います。でも、オーガニックのクレンジングは、ケミカルのもののような強力な界面活性剤が使われていないため、ケミカルのファンデはきちんと落とせません。

クレンジングをオーガニックにするのであれば、ファンデなどのメイク品もオーガニックコスメブランドのものを選ぶべき。オーガニックのコスメもどんどんよくなっていますので、「崩れにくく、カバー力もある」ものが出ています。要チェックです!

どうしてもケミカルファンデを選ぶのであれば、クレンジングもケミカルのものにしてしっかりメイク汚れを落としましょう。



■2:クレンジングの時間が短い

オーガニックコスメのクレンジングはケミカルのものと比べて、洗い流しも丁寧に行う必要があります。大豆レシチンなど天然の乳化剤が使われているクレンジングは、ケミカルの乳化剤が使われているものと比べるとメイクとクレンジングが混ざるのに時間がかかるのです。

肌が動かないくらいの力で丁寧にやさしく、メイクの色が浮いているのがわかるくらいまで指で円を描きながらメイクとクレンジングをなじませます。2~3分くらいかけて行いましょう。

落とし方も重要です。水で洗い流しても、肌がつるんとしない場合は洗い流し不足。簡単に落とすためには、水で洗い流す前に、濡らしたコットンか手ぬぐいを使って拭き取るのがおすすめ。拭き取るからといって、こすってはいけません。肌が動かないくらいの力でそっと取りましょう。



■3:化粧水ばかりたくさん使う

“水分を与える”というイメージから化粧水だけたくさん塗って、美容液や乳液はごく少量しか使わない方がいます。でも、化粧水はあくまで肌を整えるもの。美容液や乳液でしっかり美容成分を肌に入れ込むことが重要です。

オーガニックの化粧水はもちもち・しっとりした使用感を出すケミカル成分が配合されていない分、化粧水だけたくさん使っているとケミカルコスメよりも乾燥を感じやすいです。美容液や乳液も、たっぷり使いましょう。



いかがでしたか? 正しく使って、オーガニックコスメのパワーをしっかり感じてくださいね。http://netallica.yahoo.co.jp/news/20131109-00085117-biranger