野菜やフルーツについているのは農薬だけじゃない!病原体にも気を付けて
野菜や果物、農薬がついているので食べるときはよく洗うのは普通のことですよね。では、農薬のついていないオーガニックのものならどうでしょう?もちろん農薬はついていないと思いますが、大腸菌などのバクテリアはついているのです。
大腸菌などのバクテリアは、食物が育つ土からもつくし、収穫した人からも、スーパーで買い物をした他の客からも媒介するものなのです。ではそれらのバクテリアから身を守るためにやるべきことを紹介しましょう。
●流水でこすりながらよく洗う
野菜や果物は、ためた水で洗うのではなく流水でこすりながらよく洗いましょう。石けんは、食器洗い石けんであっても、食物が吸収してしまう可能性があるので、絶対に使わないようにしましょう。
●皮もゴシゴシ洗う
根菜やメロン、キュウリ、かんきつ系のものは、皮を食べないことが多いですが、切ったときに皮から中へとバクテリアが入ってしまいます。ですから、皮を食べなくてもブラシで外側をまずよく洗うようにしましょう。
●外側一枚をとる
葉野菜なら外側の一枚を捨てましょう。また皮のあるものは、なるべく分厚く皮をむいてから調理または、食べるようにしましょう。
●タオルドライ
よく洗ったあとの果物や野菜を、清潔なタオルやキッチンペーパーでよくふいてから使うようにしましょう。万が一まだバクテリアがついていたとしても、この時点でふき取る事ができます。
洗ってあるものはもう洗わない
すでに洗ってパックに詰められている野菜や果物は、パックになる時点で衛生的になっているはずです。それをもう一度洗おうとすると、逆にシンクや手についたバクテリアがついてしまう可能性があるので、そのまま使う方がいいでしょう。
バクテリアはいろいろなところに潜んでいるものです。キッチンや調理道具を常にきれいにしておくことも忘れないようにしましょうね。
参考:Protect Yourself from Hidden Produce Pathogens
http://www.doctoroz.com/videos/protect-yourself-hidden-produce-pathogens