失恋はれっきとした「軽い病的な痛み」―ASAPScience
失恋したときの心の痛みって、とてもつらい物ですよね。
長期間真剣に付き合っていた人と別れる時の痛みはもちろん、たとえその恋愛が一時的なものであったとしても失恋の後の心のなんともいえない痛みはつらい物です。
朝起きて感じるきゅっとする心の痛み、恋する女性なら誰もが経験したことがあると思います。なかなかすぐには治らないこの心の痛みは、ベッドから出たくない気持ちにさせ、1日中いつでも「失恋の痛み」や「終わった恋愛の思い出」を考えさせるとてもつらい痛みですよね。
そんな誰もが味わったことがあるだろう失恋の心の痛み。なんと、今回ASAPScienceというソーシャルメディアグループが「失恋の痛みはれっきとした病気だ」と訴えました。
失恋の痛みはただの「思い込みの痛み」ではなく、「軽い病的な痛み」であり「治療することができる痛み」だというのです。
心理的な痛み、物理的な痛み両方とも、脳の前帯状皮質という所の作用によっておこります。脳が作用して強烈な心の痛みや悲しみを感じている以上、そのような状態は人間の体内バランスを崩す原因となるのです。
なので、体をぶつけて痛みを感じるときに薬を塗ったり飲んだりすると痛みが引くのと同じ原理で、心の痛みも痛み止めで止められるというのです。なぜならば、両方とも脳の同じところが作用して痛みを起こさせているからです。
心の痛みを治すには、血中のコルチゾールとノルアドレナリンという成分をあげることが必要だと言います。ASAPScienceは、長年にわたる人間関係やそれに伴う心身に及ぶ影響の研究をもとに「心の痛みも病気として診断して治療が可能」だと言っています。
しかし、だからといってむやみに薬を飲むのはやめてくださいね。もしも、失恋による心の痛みがつらいときは、信頼のできる人に相談したり、場合によっては適切なお医者さんにかかって1日も早く元気な自分に戻れるように頑張りましょう。
他の人に悩みを話すことで心の重い物がすっきり軽くなることもあります。大事なのは一人でため込まないことですね。
参考: Heartbreak is now a real medical diagnosis
http://www.thedatereport.com/dating/breakups/heartbreak-is-now-a-real-medical-diagnosis/