コーヒーの効果が得られるのは朝ではなく午後2時16分!ー研究結果
光が優しく差し込む朝。
すっきりと目覚めて、朝食を頂き、食後にコーヒーを飲む。頭がシャキッとして、これから始まる仕事に向けて気分が高まります。
そんな朝方女子の癒しのアイテムであるコーヒーですが、研究によるとコーヒーの効果が得られるのは早朝ではないそうです。
コーヒーを飲むのに一番ふさわしい時間を割り出すために、2種類の研究が行われました。ひとつは体の状態をチェックして、ふさわしい時間を割り出す研究で、脳科学のプロフェッショナルであるスティーブン・ミラー氏が行いました。
ミラー氏は、ストレスホルモンとも呼ばれるコルチゾールが排出されるのが午前8時から9時の間、12時から午後1時、そして5時半から6時半の間であると述べています。
コルチゾールは私たちの脳を覚醒させる働きがあるため、その間にコーヒーを飲んでもあまり効果が得られないのです。
効果が得られるためには、コルチゾールの分泌が下がる時間を狙って飲むとよいのだそうです。
たとえば朝の9時半から11時半の間はコルチゾールの分泌が抑えられているため、この時間帯に飲むと、体にエンジンがかかって元気になるそうです。
別の研究はイギリスのナショナル・ヘルス・サービスによって行われました。彼らの研究によると、コーヒーを飲むのに最もふさわしい時間は午後2時16分だそうです。
この時間を割り出したのは科学的な研究によったのではなく、アンケートによるものでした。イギリスの会社員たちにインタビューして1日で最も疲れる時間の平均が2時16分だったのです。
体の調子を良くするためにコーヒーを飲んでいるけれど、いまいちその効果を実感できていないならば、上記に挙げた時間帯に飲んでみてはいかがでしょうか。
今までとは違う変化が訪れるかもしれません。
参考:Science Says the Best Time to Drink Coffee Isn’t the Morning
http://ph.she.yahoo.com/blogs/healthy-living/science-says-best-time-drink-coffee-isnt-morning-205300866.html