乳がんになった女性の25%「安心したいから、ガンがない方の胸も切除する」
アンジェリーナジョリーが左右の乳房切除手術を行ってから両乳房切除をする人も多くなってきています。今回は42歳の女性で、片方のみの胸からガンが発見されたものの、両乳房切除した母親の話を聞きました。
いまやイギリスでは乳がんと診断された1/4の女性が両乳房切除をしているといいます。そしてそれを選択する人は増加しつつあります。
ほとんどの女性には原因となるBRCA遺伝子がありませんので、乳がんを再発する可能性は低いのです。しかし乳がん経験者は、治療の怖さと、再発する怖さから逃れるためには、両乳房切除した方がましだ思っているのです。
ルイス ターナーさん、42歳も身の安全のために、と両乳房切除をした女性の一人です。2012年年に乳がんと診断され、4月に乳房切除手術を行いました。
『MRIで見たときもう片方の胸には悪いとこは見られなかったけど、MRIは進行したがん細胞しか見つけられないから、両方切除した方が身のための思ったの。もちろん決断にはすごく悩んだし、両方の胸がなくなると思うとぞっとしたわ。でも子ども達にまたこの恐怖を味わせたくないし、再発した、なんてとても言えない、と思ったの。だからこれはベストな決断だと思ったわ』と話します。
手術前には5人の外科医に相談し、本当にその決断で大丈夫か、と何度も聞かれたそうです。手術は身体的にも精神的にも答えたけど、手術後は安堵感が増した、と話してくれました。
乳房切除は女性が最も感情的になるであろう、胸が痛む決断だと思います。でも再発防止、子どもを不安にさせたくない、との思いから、この決断をする人が増えた事は言うまでもありません。
参考:Women getting healthy breasts removed for peace of mind
http://health.ninemsn.com.au/healthnews/8748718/women-getting-healthy-breasts-removed-for-peace-of-mind