噂の健康都市伝説って本当?「ビールの後ワインを飲むと悪酔いする」「暗いところで本を読むと目が悪くなる」

どこで知ったか分からないけれど、みんなが知っていること、言っていることってありますよね。今回は「ビールの後ワインを飲むと悪酔いする」、「暗いところで本を読むと目が悪くなる」について本当かウソか医学的見地から検証してみました。

●ビールの後ワインを飲むと悪酔いする「ウソ」

ビールを先に飲もうが後に飲もうが、その後に日本酒を飲もうがカクテルだろうが順番は関係ありません。チャンポンすると悪酔いするとも言いますが、これはアルコールのコンビネーションに原因があるのではなく、ただ単にアルコール摂取量の合計が原因。楽しい夜に1種類のお酒では物足りたくなり、次は別のお酒を、さらに盛り上がってまた違うお酒、場所を変えてまたというように問題は私たちの心理にあるのです。

●暗いところで本を読むと目が悪くなる「ウソ」

小さいころから暗いところで本を読むと目が悪くなると注意されていたと思いますが、実はウソ。暗いところで文字を読むと確かに目の筋肉を疲労させます。これが一時的に視力を弱めることがありますが、睡眠によって目を休めれば翌朝には回復済み。視力の低下は、眼筋が加齢などが原因で柔軟性を失い弱くなることによって起こります。暗いところで目を使っても、これに影響は出ません。

いかがでしたか? 私たちが信じている迷信は結構多いようですね。

参考:Auf dem Prufstand ? Halbwahrheiten der Medizin
http://www.focus.de/gesundheit/gesundleben/tid-33043/gesundheitsmythen-unter-der-lupe-halbwahrheiten-der-medizin_aid_1076851.html