■7:寝る2時間前にはスマートフォンやパソコンから離れる
スマートフォンやパソコンの画面から出る光を見たり、操作したりすると、交感神経を刺激してしまいます。もちろんテレビも同様。できるだけ、寝る2時間前までには離れた方がベターです。
■8:コットンやシルクの大きめパジャマを着る
きつくて体にピッタリとしたパジャマで寝ると、結果としてメラトニンの分泌量を下げて体温を上げてしまいます。パジャマは、ゆるめのものを選びましょう。素材はできれば、汗をよく吸い通気性もいいコットンやシルクなどの天然のものがいいです。
■9:寝る1時間前くらいにお風呂に入る
お風呂に入って体が温まると、血管が拡張して血のめぐりが良くなるので体がポカポカします。すると、熱放散が起こり、一旦上昇した体温が急激に落ち、眠気を誘発し、上質な睡眠へと導いてくれます。
これは夏でも冬でも同じ。お風呂で一度しっかり体を温めることがポイントです。
■10:首や目を温めて体をリラックスさせる
血のめぐりをよくすると睡眠が深くなります。気温が高いときでも、首元と目元を温めると効果的です。
首元は血管が多く集まる部位で、温めると全身の血管が拡張し、血のめぐりが良くなります。ちなみに目元も温めると、副交感神経が優位になって体がリラックスモードになり、血のめぐりが良くなるのです。
首元には温熱シート、目元には蒸しタオルや市販されている蒸気の出るアイマスクなどを使ってみてください。
いかがでしたか? どれも生活の中に取り入れやすいものばかりですよね。ちなみに、睡眠ホルモン“メラトニン”の原料となるセロトニンが入ったものを食べるようにするのもオススメ。
セロトニンは、トリプトファン、ビタミンB6、ナイアシン、マグネシウムの4つを摂ると体内で合成し、短時間でも良質な睡眠になります。
普段の食生活も、睡眠を意識してみましょう!
【参考】
※ 睡眠不足の理由 - 厚生労働省
※ 人生を劇的に変える「4時間半熟睡法」 - 週プレNEWS
※ 1晩分の効果!?昼寝のスゴイ効能 - web R25
※ ダイエットのウソ・ホント<4>睡眠不足は太っちゃうの? - Yahoo! BEAUTY