寝不足も寝すぎもNG!重い病気リスクを伴う最悪な睡眠時間とは
休日になると普段よりダラダラ寝ては「なんだか疲れがとれないしスッキリしない」と思うことはありませんか? 長く寝たからといって、“必ずしも気持ちよく起きられるとは限らない”ということは、なんとなく経験上知っている方も多いかもしれません。

でも、そんな“気持ちいい目覚め”以上に、心臓疾患などのさまざまな健康リスクに睡眠時間が影響を与えていることがわかりました。はたして健康には何時間睡眠が良いのでしょう?



■短すぎても長すぎても健康に悪い

米アカデミー・オブ・スリープ・メディスンが行った45歳以上の5万4千人を対象に行った調査で、睡眠時間の長さと健康の関連が明らかになりました。

普段6時間未満の短い睡眠時間しかとらない人は、7~9時間睡眠をとっている人に比べて、心臓疾患や脳卒中、糖尿病患者の割合が多いことがわかったのです。さらにこれは、10時間以上の長時間睡眠をとっている人にも、同様の傾向が見られることがわかったのです。

これまで睡眠時間と健康に何らかの関連があることはわかっていました。しかしこの調査結果から、糖尿病などの慢性的な病気について医師は、メンタル面や体重に加えて睡眠時間についても、今後指導していくことが重要になるでしょう。



■睡眠は質と時間のバランスが重要

先の調査から、一番健康的であるとされる睡眠時間は7~9時間。長く寝ることが、必ずしも良い眠りに入っていることにはならないわけで、質が良く程良い時間の睡眠をとれることが、私たちの健康に良い影響をもたらすのです。

身体に良いと言われる食べ物にこだわってそればかりを食べていても、本当の健康には運動も大切なわけで、つまりそのバランスが一番重要。これは睡眠にも同じことが言えて、良く眠れることと、程良い睡眠時間のバランスが大切なのです。



毎日頑張る女性は、平日の睡眠時間は短く休日は長め、というパターンの人が多いかもしれません。でも毎日しっかりと7時間から9時間の睡眠を確保して、毎朝シャキッと目覚められることが、健康にも美容にも良いわけですね。http://netallica.yahoo.co.jp/news/20131021-00083086-biranger