しかし本書が巧妙なのは、実はこの上司と呼ばれる人々もまた(私を含み)癖の強い「バブル世代」である点をしっかりと踏まえているところだ。一見ゆとり世代の取扱説明書のようで、しっかりとバブル世代の若干ややこしいオジサン世代を懐柔している。