菅直人前首相は8日、日本記者クラブで会見を行い、日本でも7月から始まったFIT(自然エネルギーの全量固定価格買取制度)について「欧州で自然エネルギーの導入は間違いなく増えている。まずはやってみることだ」と述べた。

制度には数々の矛盾が指摘されており、買い取り価格は国際的にみてもかなり高額で、事業者と電力会社の契約手続きのタイミングで価格に差があるため、事業認定の“枠取り”のような行為も横行した。