特有の不快臭を有するジアセチルの増加は、服用の際に患者の多大な負担となっている。実際に、市販のオルメテック(登録商標)錠は、臭いに関するクレームが非常に多い。

更に、ジアセチルはメトホルミンやメシル酸カモスタットを赤色に変色させる性質を有するため、オルメサルタンメドキソミル製剤とメトホルミン製剤又はメシル酸カモスタット製剤を一包化することは避けなければならない。