ジェニナックは6位にフッ素原子(抗菌活性は高くなるが、毒性が強いため、副作用の要因とも言われている)がなく、7位にメチルイソインドリニル基が炭素-炭素で結合し、8位にジフルオロメトキシ基が置換しているなど、既存キノロン系抗菌剤と異なる化学構造を有している。