【洒落怖】 オオカミ様の神社の修繕(山・中編)
「ホウエ?」 俺は状況が飲み込めず間抜けな声を返しながら、 お辞儀でさらっと流れた黒髪に見惚れてしまった。 「我が主から、○○様がお堂にお泊りなので お世話をする様にと申し付けられ、 ささやかでは有りますが、酒肴をご用意して参りました」 彼女が料理と酒の載った盆を俺の前に置く。 盆の上には大盛りの飯、山菜の味噌汁、大根や芋の煮物、 渓流魚の焼き物、たっぷりの漬物。 そして、徳利と杯が置いてある。
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幽霊・妖怪・悪魔・人間などが関わる怖い話や都市伝説や時空系などの不思議な話を単発で紹介します。