我ながらかなり良い出来栄えで、様子を見に来た親方にも、

「なかなかの仕事が出来ているな」と褒めてもらった。

それで更に気合が入り、俺は早朝から暗くなるまで必死で頑張った。

ある日、内部の施工に夢中になり、
ハッと気付くと夜の10時を過ぎていて、帰るのも面倒になってしまった。

腹が減ってはいるが、まあいいかと思い、

「オオカミ様、一晩ご厄介になります」

とお辞儀をして、お堂の隅に緩衝材で包まって寝てしまった。