【洒落怖】 オオカミ様の神社の修繕(山・中編)
そのお堂は酷く雨漏りしており、また床も腐りかけで酷い状態だった。 予算と照らし合わせても中々難しい仕事である。 しかし、俺は初めて任せられた仕事に気合入りまくりで、 まずは決められた挨拶の儀式をし、 親方から預かった図面を元に作業に掛かった。 この神社はオオカミ様の神社で、 鳥居の前には狛犬ではなくオオカミ様の燈篭が置いてある。 俺は鳥居を潜る度に、両脇のオオカミ様に一礼する様にしていた。 約一ヶ月経過し、お堂がほぼカタチになってきた。
まとめへ戻る お気に入り登録
幽霊・妖怪・悪魔・人間などが関わる怖い話や都市伝説や時空系などの不思議な話を単発で紹介します。