避けて通れない?更年期太り予防・改善法

女性は更年期に様々な心身の変化があります。

ホットフラッシュ(のぼせ)やうつなど生活に支障を来す更年期障害があるほか、太りやすくなってしまう「更年期太り」に悩まされる人も少なくありません。

それまでと同じ生活を送っていても、太ってしまうのです。これを予防や改善するには、どんな対策をすれば良いのでしょうか。

FC2USER988296SXX さん

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更年期に太りやすいのはなぜ?

①女性ホルモンの低下

更年期には、女性ホルモンの「エストロゲン」の量が大きく減少します。エストロゲンは排卵や月経などをコントロールする働きがあるほか、脂肪の代謝にも関わるホルモンです。このため、エストロゲンが減ると脂肪が代謝されにくくなり、その結果太りやすくなってしまいます。

筋肉量が減り、基礎代謝も低下

更年期を迎える40代後半になると、身体の筋肉量が減少します。筋肉量が減少すると、基礎代謝(生命の維持に必要なエネルギーのこと)の低下につながります。そうすると、エネルギーを燃焼させる効率が悪くなり、やせにくい身体になってしまうのです。

更年期の年頃になってお腹が出始めたら、それは内臓脂肪が増えてきたサインの可能性があります。指で皮膚の上からつまめるお肉が少ないのに腹囲が大きい場合は、内臓脂肪が付いていると考えられます。
更年期以前は、脂肪は皮下脂肪として蓄えられることが多いですが、エストロゲンが減少することによって、内臓脂肪に蓄えられるようになってくるためです。
内臓脂肪は皮下脂肪に比べ、糖尿病など生活習慣病のリスクが高くなり、健康面に影響を及ぼします。

更年期の体重増加を防ぐには?

更年期以降に付きやすくなる内臓脂肪は、皮下脂肪よりも比較的燃焼されやすく、有酸素運動で落とすことができます。
ウォーキングや軽いジョギング、サイクリングなどのほか、足腰に負担を掛けない水泳も良いでしょう。これらの有酸素運動は脂肪燃焼効果がありますし、筋肉量が増え基礎代謝のアップにも繋がります。
また、更年期障害によるイライラやうつなどの症状も、体を動かすことで緩和されますので、積極的に運動を取り入れると良いでしょう。

食生活の見直しもある程度は必要ですが、無理な食事制限は体の機能を低下させ、健康面に影響が出たり、更年期障害を悪化させてしまったりすることがあります。

食生活の見直し

間食を控え、夕食を早め・軽めにするなど食生活を見直しましょう。脂肪、糖分、塩分の摂りすぎには注意が必要です。動物性脂肪を多く摂りすぎる生活を続けると、動脈硬化などの生活習慣病にかかるリスクも高まります。

10代、20代の頃は暴飲暴食していても多少の無理は通ったかもしれませんが、若い頃と同じ食生活を続けることは避け、バランスのよい食事を心がけましょう。

更年期以降に付きやすくなる内臓脂肪は、皮下脂肪よりも比較的燃焼されやすく、有酸素運動で落とすことができます。
ウォーキングや軽いジョギング、サイクリングなどのほか、足腰に負担を掛けない水泳も良いでしょう。これらの有酸素運動は脂肪燃焼効果がありますし、筋肉量が増え基礎代謝のアップにも繋がります。
また、更年期障害によるイライラやうつなどの症状も、体を動かすことで緩和されますので、積極的に運動を取り入れると良いでしょう。

食生活の見直しもある程度は必要ですが、無理な食事制限は体の機能を低下させ、健康面に影響が出たり、更年期障害を悪化させてしまったりすることがあります。

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