注目のスーパーフード!スピルリナって知ってる?

アサイー、ココナッツオイル、チアシードなど「スーパーフード」と呼ばれている食品があります。
スーパーフードは、美容や健康に関心の高い人ばかりだけでなく、最近では一般の人たちにも広く知られるようになってきましたね。上記3つは既に知られた存在ですが、ミランダ・カーやマドンナらが取り入れていることで注目されているスーパーフードには、「スピルリナ」というものがあります。

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注目のスーパーフード「スピルリナ」ってなに?美容やダイエット効率UPに!

スピルリナとは?
スピルリナは約30億年前に地球上に出現した最古の藻の一種です。
アフリカや中南米など熱帯の湖に自生していて、大きさは0.3~0.5mmほどと非常に小さく、顕微鏡で見るとその形状がくるくるとねじれた形をしています。自生している湖の周辺では食用として歴史が古いですが、高い栄養価と消化吸収率の良さで近年になって他の国々から注目されるようになりました。
現在市販されているスピルリナは、乾燥させ粉末状にしたもの。料理やスムージーに入れるなどの方法で取り入れられているほか、食品の着色料としても用いられています。
スピルリナは植物でありながらも、約60~70%もの量のタンパク質を含んでいます。
肉類に含まれるタンパク質が20~23%ほど、畑の肉と呼ばれる大豆は約16%ですから、スピルリナのタンパク質含有量がいかに多いか伺い知ることができますよね。

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体内で作れない9種の「必須アミノ酸」

タンパク質は臓器や筋肉、皮膚など人の体の大部分を組成している重要な栄養素です。
美肌に必要なコラーゲンもタンパク質から作られますし、代謝を上げて健康的にダイエットをするにもタンパク質は必須。
またタンパク質を構成するアミノ酸は、体内で合成できるものとできないものがありますが、スピルリナには体内で合成することのできない「必須アミノ酸」の9種類すべてがバランス良く含まれています。必須アミノ酸は1種でも欠けると、他のアミノ酸が十分量あっても活用されないという性質がありますから、その点スピルリナのアミノ酸バランスは優れており、体内で有効に働きます。

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タンパク質だけでなく各種のビタミン・ミネラル・食物繊維も豊富で、50種類以上の栄養素を含んでいます。中でも特に多く含まれるのがβ(ベータ)カロテンとビタミンB12です。

βカロテンは体内に入ると、必要量に応じてビタミンAに変換されます。ビタミンAそのものは過剰摂取による副作用がありますが、βカロテンとしての摂取では必要量のみが変換されますので、その心配はありません。βカロテンには強力な抗酸化作用があり、生活習慣病の予防に役立つと考えられています。

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そしてビタミンB12が含まれている点は、スピルリナならでは。ビタミンB12は他の植物性食品からはほとんど摂取できず、肉や魚などから摂る必要のある栄養素です。ビタミンB12には造血作用があり、不足すると貧血になってしまうため「抗貧血ビタミン」とも呼ばれています。しかもスピルリナの抗貧血に役立つ成分はビタミンB12だけでなく、葉緑素(クロロフィル)もあります。

葉緑素は植物の色素成分で造血促進の作用があり、人間の血液の赤い色素である「ヘモグロビン」とよく似た構造をしています。葉緑素の中心元素はマグネシウムであるのに対し、ヘモグロビンは鉄です。葉緑素と血液との大きな違いは、たったそれだけだと言われています。

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