一生に一度は行きたいヨーロッパの絶景

地球と人類が生み出した壮大なスケールの大自然など、海外旅行に行くなら必見のヨーロッパの絶景数々を紹介!

海外ツアー添乗員 さん

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3年に一度!イーペルの猫祭り(ベルギー)

フランスとの国境近く、
ベルギーのフランドル地方の町
イーペル。
人口4万人ほどの小さな町で、
3年に1度、5月の第2日曜日に
1938年から続く
「猫祭り」が開催されます。
普段は静かなイーペルの町も
この日は祭りムード一色。
世界でも珍しい猫祭りを見に
世界中の猫好き、
祭り好きの人々が
イーペルに集まるのです。

アガサ・クリスティも愛した、ユリアン・アルプスの宝石ボヒン湖(スロヴェニア)

ユリアン・アルプスの懐深く、
スロヴェニアで唯一の国立公園である
トリグラウ国立公園の中心にあるボヒン湖。
灰色の山並みや緑の森、
エメラルドグリーンの静かな湖は
ヨーロッパ中のブルジョワの心を捉えてきました。
現在も、ボヒン湖と周辺の森・山は
夏のハイキングや冬のスキーの場として人気です。

キジ島の驚異の木造建築群(ロシア)

島全体が世界遺産に登録されているキジ島。中でも有名な、プレオブランジェンスカヤ教会は、1690年に落雷で焼失した記録があるので、それ以前からキジ島にあり、中心的な役割を果たしていたと考えられています。
22ものドームを持つ現在の姿は、北方戦争勝利後の1714年に完成しました。
釘は一本も使わず組み立てられたとは思えない、完璧な造詣とバランスを誇ります。

ブルガリアツアーのハイライト、リラの僧院

ブルガリア、リラ山脈の奥地、10世紀に聖イオアンが修道院を建立し、その後多くの人々が彼を慕い集まり、共同生活の規模を拡大していきました。
また、ヨーロッパからアトス山やエルサレムへの巡礼に向かう道中に位置していたことから、巡礼者のための宿泊施設も併設されるようになりました。
12世紀末からの第二次ブルガリア帝国時代には皇帝からの保護や寄進を受け、規模はさらに拡大。
その後、14世紀末からのイスラム国家、オスマン・トルコ支配時代、多くのキリスト教施設が破壊される中、十分な税を納めることで破壊を免れました。

北極圏に程近い町、
モ・イ・ラーナ近郊にある大理石の城。
ノルウェー第2の大きさを誇る
スヴァールティゼン氷河に端を発する
グロモガ川が長年の歳月をかけて岩を削り
この芸術的な光景を創り出しました。
今まで日本では
ほとんど知られていませんでしたが、
ナショナルジオグラフィックで
写真が公開されたことにより、
評判となっています。
せっかく北極圏まで旅行をするなら、
是非、自らの足で、
この場に立ってみてください。
使用写真:(C)Janimal

ノルウェー五大フィヨルドの一つ、
リーセフィヨルドにある
プレーケストーレン。
海面からの高さが約600mの
垂直に切り立つ断崖絶壁は、
一枚岩で出来ており、
真っ平らな崖の頂上は、
約25m四方の正方形の形をしています。
その姿から「教会説教壇」を意味する
プレーケストーレンと呼ばれています。
頂上には柵も何もなく、
学術的に崩れることがないと
証明されていると解ってはいても、
足がすくんでしまいます。
眼下に雄大なフィヨルドの水面が
碧く輝くこの奇跡のような絶景は、
自らの足でここまで登った者だけに
見ることを許されているのです。

あまりの海の透明さに、船が宙に浮かんで見えると、近年インターネットを中心に話題のランペドゥーザ島。イタリア最南端の島で、シチリアに属していますが、地理的にはアフリカのほうが近く、一年を通して温暖な気候が特徴です。
島の中でも、ウサギの島という意味のイゾラ・ディ・コニッリ周辺は特に海が美しく人気のエリアです。
街からは車と徒歩でもアクセスできますが、クルーズでの訪問がおすすめです。

映画「紅の豚」のマルコの隠れ家のモチーフの有力な候補にあげられている美しいビーチ。ギリシャ西部のイオニア諸島にあるザキントス島は、かつてヴェネツィアの支配下で「オリエント(東方)の花」と謳われた景勝地です。
100mもの断崖絶壁に抱かれたビーチには、80年代に打ち上げられたままになっているタバコの密輸船が今も佇んでいることから、シップレック・ビーチ(難破船の浜)ともよばれます。

海底からの高さは約3000M、そのうち900m以上が海上に出て火山島となっているストロンボリ火山。今なお活発な活動を続けていて、断続的に噴火を繰り返す様はストロンボリ式噴火の様式名にもなっています。地質学的に貴重な、このストロンボリ島が属するエオリエ諸島全体が世界自然遺産にも登録されています。
海上から火山活動を眺めるのもいいのですが、トレッキングで火口へ登って観る、夜の闇に浮かび上がる噴火は迫力満点です。

森の中に3kmにわたって続く生きた緑のアーチ。
恋人と手を繋いで歩くと願いが叶うというロマンチックなジンクスもあります。
線路は今も木材運搬に使用されているため、トンネルは美しい姿を保っています。秋には黄葉によって色合いが変わり、その様もまた見事です。

古都クラコフの街角で中世を彷徨う!(ポーランド)

ポーランドの京都と呼ばれる古都クラコフ。
中世、ウィーンと中欧の都の双璧をなした
ヤギエヴォ朝ポーランド王国の都であったことと、
大きな戦乱で破壊されることなく
現代まで中世の街並みが残されているのが理由です。
まさしく世界遺産にふさわしい"生きた中世"の街並みです。

ユーラシア大陸最西端、大航海時代のロマンに思いを馳せる!(ポルトガル)

大航海時代にスペインと競って華やかな功績をあげたポルトガル。貿易で手にした巨万の富は国を大いに繁栄させました。
一方で、繁栄の波がそれほど及ばなかった地方の小さな街や村では、今も素朴で伝統的な生活が送られています。
また、大西洋に浮かぶ常春の島々、マデイラ諸島、アソーレス諸島も迫力ある自然、色彩豊かな文化と魅力に溢れています。
大航海時代の栄華の残照、珠玉の街や村、大西洋の島々の自然に触れてみませんか。

古代から愛され続けてきた絶景(タオルミナのギリシャ劇場とエトナ山、イタリア・シチリア島)

タオルミナの古代ギリシア劇場は、ギリシア人達が築いた劇場の中でも最も美しい劇場のひとつとして知られています。
実際に観客席に立ってみると、その理由がお分かり頂けることでしょう。
目の前の劇場の舞台の向こうに、青く澄んだ地中海と海岸線、そして右手にはシチリアの象徴である世界遺産のエトナ山が聳えています。
「劇場の観客としてこれ程の景色を目にした者もいないだろう」というゲーテの台詞もなるほどと頷ける絶景です。

天に屹立するメテオラ修道院群(ギリシャ)

大河と風雨が削り上げた、天に屹立する奇岩の上に、祈りのための庵を築いた修道士達が、やがて共同生活を営むようになりました。
重機もない中世の時代にロープを頼りに岩を登り、資材や機材を運び上げて修道院を作り上げました。

自然と一体化した美しくも厳しいメテオラ修道院群の姿は、一度見上げたら忘れることができない絶景です。