明治大法学部概要

司法省内の法律家養成機関である司法省明法寮(後の東大法学部)1期生20名のうち過半数が協力して明治法律学校が設立されました。明治の看板学部です。

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明治は1・2年次が和泉キャンパスで、3・4年次は駿河台キャンパスです。両者は京王線(都営新宿線直通)+徒歩で40分ぐらいです。

和泉のほうは平地に低い建物が複数ありキャンパスらしい雰囲気です。1・2年次とサークル活動の拠点なのでにぎやかです。
https://youtu.be/9Dt9skCBaUc

10本のビルで構成される駿河台キャンパスは就活中のスーツ姿の学生や、卒業を控えた4年次が中心なので、和泉より落ち着いた雰囲気です。
https://youtu.be/0eQ7UYJgXA0

駿河台は御茶ノ水駅と神保町駅の中間にあります。ビルキャンパスなので学内よりも街中で授業間の空き時間を過ごすのが一般的です。
https://youtu.be/pSf9V64AMag

法学部の学科構成

明大法は法律学科しかありません。そのかわり、2年次から5つのコースに別れます。
法曹コース:法科大学院進学希望者対象
公共法務コース:公務員志望対象
法と情報コース:IT業界志望対象
国際関係法:留学希望者対象
ビジネスロー:課外活動を頑張る民間志望者対象

卒業のために所属コースの科目を少し多めに取る必要があります。

法学部の活動である法学会・法律相談部に参加して、サークルは法律問題研究部、入学直後から学内予備校である法制研究所で勉強し、2年次から法曹コースを選択、あわせて伊藤塾などの外部予備校をダブルスクールします。法科大学院に行くので3年次早期卒業制度を使うのが一般的です。明大は司法省法学校の一期生が建てた明治法律学校が母体なので法曹育成に力を入れています。

公務員を目指す学生のために、学内予備校として行政研究所があります。官僚、特別区、労働基準監督官、裁判所一般職、参議院事務局総合職などを目指します。

MARCHレベルの学生は筆記試験には現実的に合格できる一方で、面接対策には時間がかかります。志望動機や自己PRの根拠となるエピソードをサークル・ゼミ・バイトで積み重ねなければなりません。入学直後からどんな体験談を得るためにどのコミュニティに所属するのか計画的に考えてください。

英語を使う公務員として外務省専門職や防衛省専門職もあります。国際関係法コースから目指す学生が毎年一定数います。

もっとも人気なのは「ケンブリッジ大学夏期法学研修」です。約25日間をケンブリッジの学生寮で過ごします。毎年定員25名と多く、英語資格スコアの要件がないのでとりあえず応募する学生もいます。費用は65万円なので、イギリスに1ヶ月渡航すると考えれば妥当な価格設定です。

ハワイ大学春期法学研修は16日間で37万円、定員12名、英語資格スコア要件なしです。フィリピンのデ・ラ・サール大学春期法学研修は14日間、定員10名、22万円、英語資格スコア要件なしです。

海外大学への留学は留学先で取得した単位を明大法学部の単位として認定してもらえます。法学研修は相手大学の単位を得るわけではないですが2単位ほどとして換算してもらえます。明大側の成績表には留学関係科目群の「留学関係科目AI〜FII」という名称で記載され、卒業要件単位数に算入されますが、GPA(平均成績)には影響しません。留学先で単位を取るのは大変なので頑張っても年16単位ぐらいが限界でしょう。

1年次は年44単位、2年次以降は年49単位が履修できます。法学部は卒業要件128単位であるため、1年間留学して単位取得ゼロでも留年せずに卒業できます。

大学全体の留学制度の一部はIELTS・TOEFLの代わりにTOEICスコアでも応募できます。たとえば、ボストン大やカリフォルニア大学バークレー校のサマーセッションはTOEIC685という低スコアでも応募が認められます。ESADEビジネススクールはTOEIC700が必要です。

テンプル大学に2年間留学して修士号を得るデュアルディグリー制度があります。以下の分野の修士号が対象です。
・Geography and Urban Studies
・Liberal Arts
・Political Science
・Sociology
・Journalism
・Media Studies & Production
・Tourism and Hospitality Management

約6か月間の「国連ユースボランティア」、約5か月間の「米国ワシントン・センタープログラム」という2つの海外実習制度と、下記サイトの各種留学プログラムがあります。
https://www.meiji.ac.jp/cip/admission/index.html

協定留学・交換留学とは別に、海外トップユニバーシティ留学という制度でボストン大・ペンシルベニア大・カリフォルニア大学バークレー校・カリフォルニア大・ケンブリッジ大・スタンフォード大などへの留学枠を持っています。
https://www.meiji.ac.jp/cip/admission/index.html

IELTSやTOEFLの講座があります。学部間共通外国語講座という区分では、春期に1週間の合宿型英会話集中講座があります。
https://www.meiji.ac.jp/cip/preparation/eng_programmes/index.html

留学プログラムの紹介イベントが定期的に開催されます。
https://www.meiji.ac.jp/cip/preparation/event_schedule/event_schedule.html

実際に留学した先輩と話す学生留学アドバイザー制度があります。入学後に気になる留学制度の経験者に話を聞きに行けます。
https://www.meiji.ac.jp/cip/preparation/eng_programmes/gakusei_advisor.html

希望する留学制度の候補を絞ったら留学相談(カウンセリング)を予約して、どんな準備が必要かを相談できます。
https://www.meiji.ac.jp/cip/preparation/eng_programmes/sodan.html

明大では「交換留学⽣受⼊ボランティア」も募集されています。ESSサークルや国際交流団体キャンパスメイトに留学志望者が集まっています。
https://www.meiji.ac.jp/cip/info/2020/6t5h7p00003aay5b-att/a1611808724553.pdf

短期留学だと5~10万ほどの助成です。他には、海外トップユニバーシティ留学制度の利用者に奨学金を出しています。応募が簡単なAランク校(テンプル大デュアルディグリー含む)は1学期あたり100万円を上限に約35名に支給しています。Sランク校なら1学期あたり300万を上限に約5人に支給しています。
https://www.meiji.ac.jp/cip/financial/topugrant.html

海外トップユニバーシティ留学奨励助成金
A区分(応募英語要件が簡単な留学)GPA2.5
→35人まで半年上限100万を支給
S区分(応募英語要件が普通の留学)GPA3.0
→5人まで年上限300万を支給

国際化サポート海外留学奨励金、要GPA2.7
→5つの語学留学対象で200人に4~7万円

ほぼ誰でも使える制度(要GPA2.0)
海外留学授業料助成
→明大の授業料と同額まで支給
海外留学経費助成
→1年で20万、半年で10万、短期なら5万

「法と情報コース」からIT業界を目指す学生が大勢います。

情報関係科目として、ICTエレメンタリー・ICTベーシック1・2、ICT統計解析1・2、ICTデータベース1・2、ICTメディア編集1・2、ICTアプリ開発1・2、ICTコンテンツデザイン1・2、そして様々なICT総合実践1・2が開講されています。

単位を取るための科目とは別に情報関連講習会が開催されており、OfficeソフトやAdobe製品の使い方が学べます。

他学部履修制度で総合数理学部や理工学部情報科学科の科目も履修できます。総合数理では「データサイエンス」「知能数理概論」「パターン認識と機械学習」「コンピュータアーキテクチャ」「並列分散処理」「ネットワークセキュリティ」などがあります。
https://www.meiji.ac.jp/ims/syllabus/6t5h7p00000h8hhy-att/tagakubu_sogosuri.pdf

Progate Web開発コースとN予備校プログラミング入門Webアプリコースで学び、42Tokyo(無料)や明大前のフィヨルドブートキャンプ(MacBook推奨)で実力をつけ、給料の出る長期インターンで働くという流れが流行っています。

理系への院進を目指すなら、明大院の理工学研究科を目指すことになるため、英語に加えて6科目(数学・プログラミング・基礎・ソフトウェア・ハードウェア・応用)から4科目を選んで受験することになります。文系学部からでも情報科学専攻に進学する学生が一定数います。

手軽な進学先として専門職大学院もあります。修士論文を書かなくても住む実学志向の大学院です。公立だと産業技術大学院大があります。実学志向のうえ難関大ではないため入試の難易度が高くありません。あまりに簡単すぎるので大学1・2年次から検討するような進路ではありません。

近年ではオンラインの修士が増えており、働きながらジョージア工科大のOMSCSやUoPeopleのMSITでキャリアアップを図ることができます。OMSCSはedxという学習サイトで指定された3コースを修了して、明大でGPA3.0と推薦状3通があれば文系からでも現実的に目指せます。推薦状はゼミ・ICT総合実践の教授と、長期インターンの上司に、自分で書いたドラフト原稿を渡して署名してもらいます。MSITのほうはGPA・推薦状不要で、ICTや他学部履修でいくつか履修しておけば合格できます。

他学部履修制度

法学部に設置していない他学部の授業科目を履修することを「他学部履修」といい、成績表記載は60単位、卒業要件単位数算入は16単位を限度として,単位修得を認めています。

興味関心に沿って履修したり、USCPA(米国公認会計士)の在学中受験資格を満たす目的、大学院進学にあたって専攻を変えるための下準備、就職志望業界の予習、GPAを高く保つため好成績を取りやすい科目を狙うなど、多種多様な動機で利用者がいます。

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