「法と情報コース」からIT業界を目指す学生が大勢います。
情報関係科目として、ICTエレメンタリー・ICTベーシック1・2、ICT統計解析1・2、ICTデータベース1・2、ICTメディア編集1・2、ICTアプリ開発1・2、ICTコンテンツデザイン1・2、そして様々なICT総合実践1・2が開講されています。
単位を取るための科目とは別に情報関連講習会が開催されており、OfficeソフトやAdobe製品の使い方が学べます。
他学部履修制度で総合数理学部や理工学部情報科学科の科目も履修できます。総合数理では「データサイエンス」「知能数理概論」「パターン認識と機械学習」「コンピュータアーキテクチャ」「並列分散処理」「ネットワークセキュリティ」などがあります。
https://www.meiji.ac.jp/ims/syllabus/6t5h7p00000h8hhy-att/tagakubu_sogosuri.pdf
Progate Web開発コースとN予備校プログラミング入門Webアプリコースで学び、42Tokyo(無料)や明大前のフィヨルドブートキャンプ(MacBook推奨)で実力をつけ、給料の出る長期インターンで働くという流れが流行っています。
理系への院進を目指すなら、明大院の理工学研究科を目指すことになるため、英語に加えて6科目(数学・プログラミング・基礎・ソフトウェア・ハードウェア・応用)から4科目を選んで受験することになります。文系学部からでも情報科学専攻に進学する学生が一定数います。
手軽な進学先として専門職大学院もあります。修士論文を書かなくても住む実学志向の大学院です。公立だと産業技術大学院大があります。実学志向のうえ難関大ではないため入試の難易度が高くありません。あまりに簡単すぎるので大学1・2年次から検討するような進路ではありません。
近年ではオンラインの修士が増えており、働きながらジョージア工科大のOMSCSやUoPeopleのMSITでキャリアアップを図ることができます。OMSCSはedxという学習サイトで指定された3コースを修了して、明大でGPA3.0と推薦状3通があれば文系からでも現実的に目指せます。推薦状はゼミ・ICT総合実践の教授と、長期インターンの上司に、自分で書いたドラフト原稿を渡して署名してもらいます。MSITのほうはGPA・推薦状不要で、ICTや他学部履修でいくつか履修しておけば合格できます。