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雑学
昔懐かしの「トリビアの泉」を再検証!
FC2USER926778DHH さん
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当時の放送より
出典 summary-img-sv.fc2.com
薬品の歴史に詳しい板倉さんはこう語る。
Q. 正露丸は日露戦争のために作られたのですか? 科学史家 板倉聖宣さん 「ええ本当ですよ。あの日露戦争が始まってすぐにね、正露丸をね、陸軍省で作ってますね。現在の正露丸というのは正しいという字を書いて、露という字を書きますけども、当初は征伐する「征」にロシアの「露」で征露丸と言ったんですね。」
実際に見に行ってみた。
岐阜県・内藤記念くすり博物館
確かに「征露丸」だった。
発売当時のパッケージ
【補足トリビア】 ①正露丸は戦時中で飲み水が悪い状況下、水を飲んで腹痛をおこさないために作られた。 ②ラッパのマークは、ロシアに対する進軍ラッパをイメージしている。 ③「正露丸=大幸薬品」のイメージが強いが、実際には各社から正露丸が発売されている。これは過去に商標登録に関して裁判が行われ、その結果「正露丸」は知名度から固有名詞ではなく一般名詞であり、特定の商品名としては使用できないという判決が下されたからである。
再検証しました
日露戦争 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E9%9C%B2%E6%88%A6%E4%BA%89
1904年(明治37年)2月から1905年(明治38年)9月にかけて大日本帝国(日本)と南下政策を行うロシア帝国との間で行われた戦争である。
朝鮮半島と満洲の権益をめぐる争いが原因となって引き起こされ、満洲南部の遼東半島や奉天(現瀋陽市)が主な戦場となったほか、日本近海でも大規模な艦隊戦が繰り広げられた。最終的に両国はアメリカ合衆国の斡旋の下で、ポーツマス条約を締結した。
ビゴーの風刺画も有名
日露戦争直前の国際情勢を描いたもの。 イギリスが日本を利用してロシアと戦うようにけしかけ、アメリカは背後で様子を見ている。
当時の流行語でもあった「露(ロシア)」を「征する」=「忠勇征露丸」と勇ましい名前がつけられました。
出典 大幸薬品、『正露丸』のラッパのメロディ音を商標登録出願 ―法改正による「音商標」登録、4月1日出...
正露丸は日露戦争前に作られ、ロシアを征伐するための薬という意味で「征露丸」と命名されたのが由来だ。 露西亜(ロシア)を征服するための薬ということでしょう。
出典 正露丸 ロシア 反応
クレオソート丸として戦地出征兵士に配られたのだった。
出典 「正露丸」
日露戦争(1904~05年)では日本軍の軍薬として使用された。 当時、衛生環境は劣悪で病死する兵士が多かった。 対応策として、下痢や感染症などに効くとされたこの薬をロシアを征伐する「征露丸」として携帯したという。
出典 もとをたどれば:大幸薬品 正露丸 日露戦争に従軍 大戦後「正」に | 毎日新聞
当初はそのままクレオソート丸と称していましたが、日露戦争ですからロシア(露西亜)をやっつけるという意味の「征露」丸の方がふさわしいということで、たちまち征露丸という名称が流布したようです。
出典 「正露丸」の意味 :: 同志社女子大学
陸軍はクレオソートの殺菌力を信じ、チフスのみならず脚気にも効く万能薬と考え、日露戦争に出兵する兵士の常備薬としました(もちろん脚気にもチフスにも効きませんが歯痛には効くようです)。