日露戦争(1904~05年)では日本軍の軍薬として使用された。 当時、衛生環境は劣悪で病死する兵士が多かった。 対応策として、下痢や感染症などに効くとされたこの薬をロシアを征伐する「征露丸」として携帯したという。