「昭和17年、天然記念物に指定された鶏だからなんです。」
Q.では普段食べている比内鶏はなに?
「あの鶏は『比内地鶏』というんです。アメリカのロードアイランドレッドに比内鶏を掛け合わせた鶏なんです。」
「一度食べたらやみつきになりますね、ええ。たまにほかの鶏で臭いのがあったりするけど、この比内鶏は一度食べたらやめられませんね。」
Q.本当に比内鶏?
「比内、比内鶏ですよ。」
Q.食べたら逮捕されますけど?
【補足トリビア】
①比内鶏はキジ科の鳥で、秋田県大館地方のジドリとシャモの交配によって作られたと言われている。比内地鶏はおよそ30年もの間、比内鶏と世界中の鶏の交配実験を行い、昭和53年(1978)に「最も比内鶏の味に近いもの」として秋田県・交配試験場で誕生。
②比内鶏は昭和17年(1942)に天然記念物に指定されたため、食べると文化財保護法違反となり、5年以下の懲役または20万円以下の罰金となる。
比内鶏(ひないどり)は、主に秋田県北部・米代川流域(比内地方)にて古くから飼育されている家禽。天然記念物に指定されている。また食用として一般に流通している品種を比内地鶏と呼ぶ。
薩摩地鶏、名古屋コーチンと共に日本三大美味鶏に数えられます。
比内地鶏は、ヤマドリに似た肉質で美味鶏日本一と謳われた天然記念物・比内鶏の雄とロードアイランドレッド種との一代雑種/F1。
比内鶏は数が少なく天然記念物に指定されており食べると文化財保護法違反になり、これは5年以下の懲役または20万円以下の罰金となります
ですから飲食店で出しているものは比内地鶏を使用しております
違いをざっくり説明すると、 「比内鶏」は国の天然記念物で、原種。 お店などに並び、食用されているのは、「比内地鶏」なんです。
お店のメニューなどでは、「比内鶏」と書かれているものも
比内鶏は1942年に天然記念物に指定された地鶏です。 そこで、比内鶏のおいしさは変えないで、早く成長するように交配育成(こうはいいくせい)したものが比内地鶏です。
秋田県では比内地鶏ブランド認証制度(にんしょうせいど)をもうけて、きびしい生産管理基準(きじゅん)を守ったものを比内地鶏としてみとめています。
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